■ 未来の看護師、真剣に/黒石市
「救急医療週間」にちなんで10日、黒石地区消防事務組合(中村寿消防長)で黒石高校専攻科1年生を対象とした普通救急講習が行われ、男性3人を含む38人が救命率アップへ真剣な取り組みを続けた。
9月9日の「救急の日」を含む「救急医療週間」(7〜13日)は、救急医療及び救急業務に対する理解と認識を深めることなどがねらいで、重点のひとつは救急法の普及啓発。同事務組合は管内(黒石市、田舎館村)住民の20%修了を目標に、普通救命講習(3時間講習)の普及に力を入れている。
この日は、ビデオで救命講習の必要性を学んだあと、早速、実習に移った。救急救命士が指導。人形を使って「もしもし、わかりますか」「反応なし。誰か救急車をお願いします。AEDがあったら持ってきて下さい」。救急救命士は「反応がなかったら周囲にいる人に声を掛けてほしい」と求めた。
4つのグループに分かれて1人ひとりが実践した。倒れている人を想定し、人形で「あごを持ち上げて呼吸しているかどうか」を確認し人口呼吸を開始し「1、2、3…」。「救急車が到着し、救急隊員と交代するまで続けてほしい」などという言葉をメモ。看護師を目指しているだけに、みんな真剣に取り組んだ。
■ 13日付の主な掲載記事
□ 高校生就職の秋、本番/黒石職安管内
□ 浪岡駅周辺整備施設検討委設置/青森市
□ 古代種「紫稲」で押し花絵額/田舎館村
□ 金田小学校昭和18年度卒業生の同窓会/平川市
□ 浅瀬石が制す/黒石市小体連秋季ソフトボ―ル大会
□ 厚目内で星空キャンプ/黒石市銀河宇宙探検隊
□ 本郷ダルマ凧(たこ)製作/浪岡高校
□ 一般質問(黒石市議会、平川市議会)
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